移されたウォート(麦汁)を煮沸します。
沸騰と同時にファーストホップを投入。
最初に投入するホップは、苦味付け用で
ビタリングホップといわれています。
ナギサビールのペールエールはナゲットという
ビタリングホップを使用しています。
ボイルスタートから30分後にフレーバーホップ(香り付け用)
として、ハラトウペルレとザーツ、カスケードを投入。
60分後、火を止めてからアロマホップ(香り付け用)
カスケードを投入。
単純に煮沸時間が長いほど、ホップの量が多いほど、苦味や香りが
増しますので、どのホップをどれだけの時間、どれだけの量
煮込むか?ホップの種類と量をどう組み込むかがポイントです^^
で・・・ナギサビール特有の苦みと香りの基礎?^^
が出来るわけです。
この後、ワールプールといわれる工程に入ります。
煮沸後、ケトル下部からポンプで麦汁を吸い上げ、ケトル中心部分に
麦汁をもどしケトル内麦汁に渦をつくります。
10分後ポンプを止めてケトル内の麦汁の渦が消えるのを待ちます。
これをワールプールレストといいます。
その後タンク下部よりポンプで麦汁を発酵タンクへと移動・・・
麦汁移動後の空になったケトル底の中心は、画像2.3.4のように
麦汁の煮沸で生じたタンパクやホップのかすなどが残ります。
画像5は取り除いたホップ滓などです。
麦汁冷却編へ・・・続く
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