コントラクト・ブルーイングとは
醸造プラントをもたず、他の醸造所に
製造を委託することをいう・・・。
アメリカのサミュエルアダムスボストンラガーで有名な
ボストンビール会社もコントラクトブルーイングで
成功した会社らしい。
この方法だと醸造設備の投資がない分、マーケティングや
広告宣伝を重点的に資金を投じることができるし
生産能力の心配もしなくてすむ・・。
最近、日本の地ビールメーカーでも
缶ビールなどの一部商品を他の醸造所に委託生産している
ところが、ちらほらでてきた。
日本には、ビールの製造プラントに莫大な設備投資をして
経営難になり、廃業した地ビールメーカーが多数ある。
この3月末にも、とある有名な醸造所が閉鎖?するらしい。
マイクロブルワリーを営むものとしては寂しい限り。
今後、売り上げをのばし、生産能力に限界がきたとき
莫大な設備投資をすることを考えれば
事業としてコントラクト・ブルーイングは魅力があること
かもしれない。
が・・・・・
醸造家としてはどうだろうか?
自社の工場で製造したビールを飲んでもらいたい!と
誰もが思っているにちがいない!
でも経営となると?
複雑な思いですが・・・。
ところでサミュエルアダムスボストンラガー。
本当にうまいビールですよ!
ネット通販してるところもあるので
興味あるかたぜひ飲んでみて?
おすすめです。^^