ナギサビールのちょっと豆知識。
以下ある日のメルマガより・・(抜粋)
以前ビールつくりにかかせない材料の一つ「ホップ」について
単にビールの香りや苦味だけでなく、食欲増進作用や精神
安定作用などあることをご紹介しましたが、今回はビール
酵母について簡単に説明いたします。
ビールのもとである麦汁を発酵させるために添加するビール
酵母は、大きく2つに分類されます。
一つは、「上面発酵酵母」で、もう一つは「下面発酵酵母」です。
前者をサッカロマイセス属セレヴィジア種、後者を
サッカロマイセス属ウヴァルム種ともいい、それぞれ、属・種・系に
分類され、仕込むビールの種類に応じて選択するわけです。
酵母は糖をアルコールに転化すると同時に二酸化炭素やエステル等の
副産物もうみだします。
上面発酵酵母は、13から20℃の範囲で活発に発酵し、エステル臭や
フルーティな香りを出し、下面発酵酵母は4~13℃の範囲で活発に発酵し
上面発酵酵母に比べて、発酵の速度が遅く、エステル等の副産物の
含有率も低いので比較的すっきりしたビールの醸造に使用されます。
ナギサビールでは、特に香りやフレーバーをひきだしての醸造を
こころがけており、比較的常温に近い温度で発酵する上面発酵酵母で
高凝集性(沈降性の良い)の酵母を採用しております。
常温っていっても、発酵・熟成時の温度管理は、細心の注意をはらって
しております!
発酵・熟成タンクは、ステンレスの2重構造になっていまして
タンクの周辺に不凍液(マイナス5℃)をまわして、発酵時にでる
発酵熱を電磁弁を開閉させる事により制御。ビールのスタイルによって
タンク内の温度を抑えたり、一定にしたりする等、管理して
おいしいビールにしあげていくのです。^^
ちなみに、日本でよく市販されているビールのほとんどは
「下面発酵酵母」を使用して醸造されております。
最近では、チルドビールなどエールビールもでていますが・・・
まろやかなコクとさわやかな香りを実現!
濾過や熱処理は一切していないオールモルトビール。
これがナギサビールです。
醸造に使用している麦芽やホップはこちら↓
http://www.rakuten.co.jp/nagisa/434861/