今日、妻から・・・の話を聞いた。
僕の父親、息子にとっておじいちゃんは僕が結婚する前に
亡くなってしまっている。
写真を見て、今はいないということが理解できない息子に
ありきたりだが、妻は「なぎさのおじいちゃんはお空にいる」と
説明しているらしい。
で、昨日・・・
あまりに三日月がきれいで、妻と息子、2人で眺めていたそうだ。
妻が「ホンマにきれいやなぁ~、絵に描いたみたいやな~」と言うと
息子が「誰、描いたんやろな~」
しばらくして・・・
「仁ちゃん、分かった。なぎさのおじいちゃんや。
そうや、おじいちゃん、絵描くの上手やからお空行ったや~」
と言ったそうだ・・・。
かわいくて、嬉しくて、涙が出そうになった。
ホンマに、父親が生きていたら・・・
どれだけ仁を見て喜んだか・・・
「孫どころか、おまえの嫁さんの顔もみれんで
死んでいかなあかんのかあ~」って父親にいわれたのが
いつまでも頭をはなれない。
これが、まさか次の日に逝くとは思わなかった父親からの最後の言葉・・・。
ちょこちょこ思い出し
ちょこちょこ、ちょっとしみじみする。^^