10年前の今日、阪神大震災が起こった。
先日、神戸を訪れたとき、一見街は元にもどったように見えたが、
ふとしたところで「震災は確かにここであった」と思わされた。
今日の地方紙「被災者たちの10年」の欄に兄が載った。
脱サラし、兵庫県西宮市店舗リースの焼き鳥チェーン店を営んでいたが、店を始めて3年目の27歳の時、同じ西宮市内のアパートで被災した。
そして、震災で「生き延びた」ことがきっかけで、かねての夢だった地ビールを造る踏ん切りついた。
誰もが自然と声を掛けて助け合い、わき水のある場所など、生きていくには欠かせない情報を交換した「あの日」。
人とのつながりを考え直すきっかけになった。
10年・・・
僕も箕面で地震を経験し、それからいろんな転機があった。
振り返ると大きな10年だが、被災した人たちのそれぞれの10年を思うとやはり、言葉がつまってしまう・・・。